◆旅行日:2019年4月17日(水)~18日(木)
◆日程:一泊二日
◆訪問する世界遺産:明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(小菅修船場跡、旧グラバー住宅、三菱長崎造船所 旧木型場)、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(大浦天主堂)
長崎の旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその3です。
※前回の記事はコチラ
次の世界遺産、大浦天主堂へは路線バスで向かいます。
小菅修船場跡のバス停「小菅町」から「グラバー園入口」までバスで行きたいのですが・・・
バッチリ調べてきたはずなのでイマイチ長崎のバスの系統がわからない。。。。
これは長崎に限らずですが、知らない土地の路線バスってわかりにくいこと多くないですか?(笑)
バスの前面にある行先表示がまるで「?」な表記だったりとか。。。
地元の人にしか通じないような表記になっていたりとか。。。
ちょうど来たバスも「これってグラバー方面行くのかな?」と不安だったので、たまたまバス停に一緒にいた地元の方らしき女性に「これってグラバー公園」の方に行きますか?って聞いちゃいました(汗)
「行きますよー」とのことで一安心してバスに乗車しました。
この教えてくれた女性や小菅修船場跡まで乗車したタクシーの運転手さんなど、今回の旅で出会った長崎の方々は、みなさんとてもお優しくて親切でした。
長崎、とってもいい街!!
5分ほどバスに揺られてバス停「グラバー園入口」に到着です。
ここから歩いて大浦天主堂に向かいます。
「ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル」の脇の道、グラバー通りを入っていきます。
どことなく異国情緒が漂っていて、いい雰囲気の石畳の坂道ですね。
写真だけ見ると、まるで日本ではないみたいです。
【大浦天主堂】
大浦天主堂に到着です。
バス停「グラバー園入口」からは、途中信号待ちもありましたが徒歩10分弱で着きました。
大浦天主堂という名前が有名ですが、正式名称は日本二十六聖殉教者天主堂といいます。
日本に現存するキリスト教建築物としては最古のもので、1953年に国宝に指定されています。
向かって左手の受付で拝見券を購入し、階段を上がっていきましょう。
綺麗な青空に白い天主堂がとても映えますね。
こちらは信徒発見のレリーフです。
天主堂に向かう階段を、途中左手に入ったところにあります。
浦上の潜伏キリシタン15人がキリスト教を信仰していることをプチジャン神父に告白した、その歴史的な瞬間を描いています。
厳しい禁教令と宣教師がいないという状況が250年間も続いた地にて、信仰が受け継がれていた、それはまさに奇跡でした。
天主堂の入口に到着です。
白亜のマリア像が、長崎の町を見守るように中央に建っています。
この像は、「日本に数多くの潜伏キリシタンたちがいた」という知らせが全世界に伝えられた際に、フランスからその記念として贈られたんだそうです。
大浦天主堂の内部は撮影は禁止です。
中では自由に席に座ることもできたので、しばしこちらで散策で疲れた足を休ませていただきました。
大浦天主堂についての解説音声が流れていて、キリスト教徒ではない私でも、どこか神聖な気持ちで過ごすことができました。
創建当時にフランスより持ってこられたマリア像、『信徒発見のマリア像』もじっくり拝見させていただきました。
ちょうど西日が差しこむ時間帯でもあったので、その時のステンドグラスの美しさが特に心に残っています。
天主堂を出て順路に従って進むと、「映像シアター」そして「キリシタン博物館」に続きます。
出口はこの通路を進んで、博物館第2を抜けた先の一階です。
※一階にはお土産屋さんもありました。
博物館第2に続く通路から振り返って見た天主堂です。
最後にあらためて、とても美しいお姿を見ることができました。
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