エアソウルで成田空港から韓国ソウルの仁川空港へ!ソウル旅行ブログその1(世界遺産旅行記)


◆旅行日:2019年10月28日(月)~30日(水)

◆日程:二泊三日

◆訪問する世界遺産:昌徳宮、宗廟、朝鮮王朝の王墓群(貞陵)



【一日目】

秋も深まり本格的な朝晩の冷えを感じるようになった10月の終わり、韓国はソウルに行ってきました。

同行者である嫁ともども、初の韓国旅行です。


今回お世話になるのは、韓国の格安航空会社(通称LCC)のエアソウルさんです。

エアソウルは韓国のFSC(フルサービスキャリア)であるアシアナ航空によって設立された会社です。


チケットの料金は、なんと一人当たり諸税込で成田~ソウル間往復13,020円という破格の金額!

2019年6月の終わりに、エアソウルが開催していたセール期間に購入した“特別運賃”というカテゴリのチケットでした。


JR成田線にて、JALを利用することの多い我が家にとって降り慣れた「空港第2ビル」駅ではなく、今回は終点の「成田空港」駅まで向かいます。

成田空港駅に到着したのは17時43分です。



エアソウルはLCCなのですが、成田空港ではLCC専用ターミナルである第3ターミナルではなく、第1ターミナルからの出発なのです。

もうそれだけでなんとなく気持ち的に嬉しいですね(笑)。


先ほども書いたように、私は普段第2ターミナル、もしくはLCCの第3ターミナル発着の航空会社の利用が多いので、「第1ターミナルはいつぶりだ?」というくらい久しぶりです。



まずは事前に頼んでいたレンタルWiFiを取りに向かいます。

今回もお願いしたのは、いつも海外旅行の際にはお世話になっているグローバルWiFiさんです。



WiFiを無事受け取ったら、エアソウルのカウンターにチケット発券に向かいます。

受付カウンターは南ウィングのHカウンターです。


前日にwebチェックインは済ませておいたのですが、その際にwebチケットは発券されなかったため、搭乗券をもらうためにやってきました。

18時過ぎに向かいましたが、すでに行列ができていました。


すぐ横は親会社であるアシアナ航空さんのカウンターです。エアソウルのカウンターもアシアナ航空のスタッフさんが対応していました。

何組かの方は受託手荷物(チェックインの際に預ける手荷物)の手続きもしているようでした。


ご存知の方も多いかもしれませんが、ほとんどのLCCの場合、受託手荷物がFSC(フルサービスキャリア)とは違いオプション扱いとなり、チケット代とは別料金で申し込むという会社がほとんどです。

しかしエアソウルは無料で手荷物を一個(15キログラム以下)まで預けることができるのです。※2019年10月現在

このあたりは他のLCCとはサービスの差別化をしているのでしょう。



じゃあ我々も無料で手荷物を預けて・・・

といきたいところですが、悲しいことに私たちのチケットはセールで購入した特別運賃なので無料の受託手荷物はついていません。。。


まぁ、今回は二泊三日ということで、そこまで大きなバッグやスーツケースは必要ないだろう、と判断。

オプションで受託手荷物は頼まず、機内持ち込み分だけで済ませられるよう、あらかじめ荷物をコンパクトにしてきました。


機内に持ち込みできる荷物は、航空会社ごとに最大のサイズと重さが決まっています。

チェックインや搭乗の前に慌てないよう、必ず事前にチェックしておきましょう。

ちなみにエアソウルではサイズが115㎝(幅+奥行+高さ)未満、重量が10キログラムまでと決まっています。※2019年10月現在


無事に搭乗券をGETしたら早速、手荷物検査・セキュリティチェックと出国審査に向かいましょう。



出国手続き後エリアに出たのは18:40過ぎでした。



免税店などをちらちら見ながら搭乗口に向かいます。



搭乗口は33番でした。



行きのフライトは、RS704便。

成田国際空港20:00発、ソウル・仁川国際空港には22:30着予定です。

日程は二泊三日。現地到着時間を考えると初日は移動のみで終了。

三日目の帰りのフライトは仁川空港16:40発予定ですので、現地で観光できる時間は実質一日半ほどになる見込みです。



搭乗開始されたのは、19時40分くらいでした。

機体はA321-200で、真ん中に通路を挟んで、3列-3例の座席配置です。


このRS704便、LCCの機体にしては珍しく真ん中にもトイレがあるのですが、今回の座席はそのトイレの前の席の通路側、21Dです。

目を引くのはコーポレートカラーであるミントグリーンのヘッドレストカバー。

鮮やかで綺麗ですね。



なぜこの席をわざわざ指定したかというと、後ろがトイレではあるのですが、ちゃんとリクライニングできる席だと事前に調べていたからです。

短い韓国線とはいえ、後ろを気にせずにリクライニングできるのは嬉しいですからね。


LCCの機体では特にですが、航空会社によってはトイレのすぐ前の席とかでは全くリクライニングできないものもあります。

このあたりはアシアナ航空の機体を使っているという利点でもあるのでしょうか。


ちなみにその中央にあるトイレですが、二つあるうちの片方は女性専用になっています。

これは女性にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。


座席はLCCとは思えないほど広いです。

拳一つを入れてもまだ前の座席とは余裕がありますね。


私は普段LCCといえば、国内線でジェットスター・ジャパンさんに乗る機会が多いのですが、同じLCCでもかなりゆったりしているように感じました。

おそらくですが、アシアナ航空で使用していた機体を改装して使用しているためだと思います。

冊子類が入るポケットは下部にありますが、足に当たるようなこともなく、全く気になりません。



また個人モニターが全ての座席に設置されているのもエアソウルの特徴です。

LCCではかなり珍しいと思いますが、これもアシアナ航空時代の名残。

正直これだけでかなりテンションあがりますね!


ただ、映画のような所謂エンタメは見られないので、ひたすらフライトマップと宣伝広告がエンドレスでリピートされているだけです。

じゃあ意味ないじゃん!と言う人もいそうですが、私はフライトマップを眺めてるのが結構好きなので、これだけで意外と嬉しかったりします。



モニターの横にはUSB端子もあります。

これはかなりポイント高いですね。充電ケーブルを持参すればアイフォンなどがバッチリ充電できます。

その下にはドリンクホルダーなんかもあります。



RS704便は定刻通りの20時にドアクローズしました。

搭乗率はほぼ100パーセントに近いように見受けられます。

空席を探すのが難しいくらい。


日韓関係の悪化から、利用客が激減しているとよくテレビなどで聞いていましたが…

少なくともこの日のRS704便ではそのようなことは全く感じませんでした。



モニターには機内安全ビデオが流されます。

何ともかわいいゆるキャラ(?)が、非常用設備の案内など色々教えてくれます。

隣に座る嫁はすっかりこのキャラに心を奪われてました(笑)。



そうこうしてるうちに、飛行機は20時19分に離陸。


入国カードは搭乗してすぐに配られていました。

安定飛行に入り、シートベルトサインが消えたところで早速記入しておきます。



機内ではサイン消灯と同時にCAさんが一斉に食事や飲み物を配りはじめます。

エアソウルはLCCなので基本機内食は出ないのですが、食事を事前に注文していた人、もしくはアシアナ航空のコードシェア便でチケット取った人が対象なのでしょう。


やけに慌ただしく動いてるな、と思いましたが、よく考えたら成田〜ソウル線は飛行時間か短いので、すぐに提供しないと時間が足りなくなるのかもしれませんね。


その後、CAさんがメニューを持ちながら我ら一般の乗客にも何か食べ物や飲み物はどうですか?と聞いていきます。

ジェットスターのようにカートを引きながら、という感じではないんですね。


私たちは何も注文しませんでしたが、メニューを見てみると結構充実している印象です。

韓国ビールに、LCCの定番(笑)のカップ麺、それにサラダやホットミールなんかもあるようです。

ビールを注文している方は何人かいたようですが、この時は食べ物を注文している方は周りにはいませんでした。



一通りのサービス提供が終了したのでしょうか、21時すぎに機内の照明が落とされました。


再び機内が明るくなり、仁川空港に着陸したのは22時31分。

途中何度か気流の関係で揺れましたか、安全面では全く問題ないフライトでした。


ドアオープンしたのは定刻より15分ほど遅れた22時45分。

飛行機を出られたのが22時50分でした。


まず向かうのはもちろん入国審査です。

私たち外国人向けのカウンターはガラガラ。

韓国人向けのカウンターにはなかなかの行列ができていました。


入国審査を過ぎて、受託手荷物を受け取るエリアでは、美しい韓流アイドルの方(?)が出迎えてくれています。

私は韓流アイドルは男性・女性限らず全くと言っていいほど知らないので、こちらの方々がどなたかは分かりません。

ファンの方、すみません。。。

多くの方がこのパネルの前で記念撮影していました。



受託手荷物はないので、国際線到着出口に23時過ぎには到着。

想定していたよりだいぶ早かったので助かりました。



次は空港鉄道乗り場まで向かい、ホテルにたどり着くというミッションに移ります(笑)。

この続きはまた次回のブログにて。