◆旅行日:2019年3月20日(水)
◆日程:日帰り
◆訪問する世界遺産:平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(毛越寺、観自在王院跡、金鶏山、中尊寺、無量光院跡)
平泉日帰り旅行ブログ(世界遺産旅行記)その4です。
※前回の記事はコチラ
観自在王院跡から次は金鶏山へ。
天気もいいので、このまま徒歩で向かうことにしました。
金鶏山に行くには、「悠久の湯 平泉温泉」を目指すとわかりやすいと思います。
毛越寺から平泉駅の方向を見ます。
観自在王院跡の横にある道を左手(北の方角)に進みましょう。
ここからはひたすらまっすぐ進みます。
平日の昼間だからということもあるのか、ほとんど人は歩いていませんでした。
5分ほど歩くと、悠久の湯の入り口に到着します。
その少し先に金鶏山の入口の看板が出ているので、それに従って左に曲がります。
左に曲がるとなかなかの坂になりますので、負けずに登っていきましょう(笑)
■金鶏山
金鶏山に到着しました。
観自在王院跡からは歩いて10分ほどでした。
金鶏山は、中尊寺と毛越寺のほぼ中間に位置しています、
円すい状の山で、山頂には大規模な経塚があります。
金鶏山には「平泉の地を守るために、二代基衡が黄金の雌雄の鶏を埋めた」など、数々の伝説が残っています。
金鶏山登山口のすぐ横には千手堂の入り口が。ここには「源義経妻子の墓」が祀られているそうです。
ここが金鶏山登山口となります。いよいよ山頂を目指して登っていきましょう。
鳥居をくぐり登山道へ。入ってすぐ右手には「源義経妻子の墓」がありました。
ここからいよいよ山中に入っていくわけですが、、、
まず最初に結論から言いますと…正直かなり甘くみていました(苦笑)。
ちょっと小高い丘くらいと聞いていたので、軽めの山登りくらいかなと考えていましたが、とんでもない坂道で、途中軽く足つりそうになりました。。。
登山口のスタートはこんな感じの坂道です。この時は「まぁこのくらいだよね」と余裕がありました。
金鶏山の山頂への道は途中で左に曲がるのですが、その曲がる地点からいきなり急な坂道になります。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、気を抜くと後ろに転がっていきそうな感じです(笑)
ひたすら坂道を上っていくと、木製の階段が見えてきます。
ここまで来ればもうひと踏ん張りです。
山頂に到着しました。
なかなか急な坂道でしたが、登山口入口からここまでは5~6分という距離でした。
経塚がひっそりと佇んでいます。
この金鶏山は、眺めを楽しむという類の山ではありません。
木が鬱蒼と生い茂り、眼下に平泉の町の全てを見渡すことはできません。
信仰の山ということもあり、山頂にはどこか神聖な空気が漂っていました。
それでは山頂から下っていきます。
下り道の方が危険なので、慌てず慎重にいきましょう。
※上から見た写真のほうが、どれだけ急な坂道かお分かりになるかもしれませんね。
登山口入口まで戻ってきました。
山頂からここまでは、上りの時同様、5分程度で着きました。
金鶏山の登山ですっかりへへとへとになってしまい、金鶏山から次の中尊寺までは徒歩ではなく巡回バスで向かうことにしました。
バス停に向かう途中、道沿いのある民家の前で見覚えのある子供たちが。。。
そうだ、あれは観自在王院跡で見かけた子供たちでした。
ここがあのグループの中の誰か一人のお家なのでしょう。
観自在王院跡はここからは小さい子供の足でも徒歩圏内。
私たち旅行者にとっては世界遺産でも、ここの地元の子供たちにとっては『遊ぶにはちょうどいい、ちょっと広めの公園』なのでしょう。
それこそ“おにごっこ”や“かくれんぼ”には格好の…。
悠久の湯の目の前にある、バス停に着きました。
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