広島・石見銀山旅行ブログその6!宮島・厳島神社へフェリーで向かう(世界遺産旅行記)


◆旅行日:2018年12月22日(土)~24日(月祝)

◆日程:二泊三日

◆訪問する世界遺産:原爆ドーム、厳島神社、石見銀山遺跡とその文化的景観(羅漢寺五百羅漢、大森銀山伝統的重要建造物群保存地区、熊谷家住宅、代官所跡、宮ノ前地区、銀山柵内)


広島・石見銀山旅行ブログ(世界遺産旅行記)その6です。

※前回の記事はコチラ



【三日目】

広島・石見銀山の旅もいよいよ最終日。

この日は早朝から行動開始です。


まだエキまちループバスが動いていない時間なので、路面電車で広島駅まで向かいます。

お世話になった「オリエンタルホテル広島」さんをチェックアウトして、まだ暗い中を10分程歩いて「銀山町」という駅までやってきました。

※「かなやまちょう」って読むんですね。ずっと「ぎんざんちょう」かと思ってました(笑)。



早朝5:41発の広電に乗車、5:50に広島駅に到着しました。

思えば、この旅でお初の路面電車でした。



本日向かうのは宮島の厳島神社です。

駅のロッカーにスーツケースを預けて、JR山陽本線の岩国駅に乗車します。

6:24に広島駅発、宮島口駅には6:52に到着しました。



宮島口駅に着いた頃にようやく空も明るくなりはじめました



宮島口から宮島へはフェリーで渡ります。

ちなみに宮島へ渡るフェリーには「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松代汽船」の2種類があります。

今回は乗り継ぎ時間が短い、JR西日本宮島フェリーを選びました。


7:05宮島口発のフェリーに乗車します。

朝焼けの海がなんとも綺麗です。今日は昨日とは打って変わっていいお天気になりそうです。



まだ朝早い時間でしたが、フェリーの乗客はたくさん。

私たちのような観光客風の方はもちろんですが、宮島にお仕事で向かうのかな?という方もいらっしゃいました。


フェリーに揺られて10分ほど、7:15に宮島の玄関口である宮島桟橋に到着です。

あたりはすっかり明るくなってきました。



なぜこんなに早い時間帯に来たのかというと・・・

混雑期の宮島、そして厳島神社は観光客の方で本当に混雑すると聞いていたからです。

少しでも落ち着いて散策するために、頑張って早起きしてこの時間に来ることにしました!


宮島桟橋から参道商店街の方には向かわずに、海沿いに厳島神社を目指します。



宮島桟橋前広場にある平清盛像です。

平清盛は厳島神社を平家一門の守護神とし、現在のような色鮮やかな朱色の建造物を再建したそうです。



海沿いを歩いていくと遠くに朱色の大鳥居が見えてきます。

ちょうど干潮が過ぎ、潮位が上がり始めるタイミングでした。



途中、とても立派な石鳥居をくぐります。



御笠浜にきました。

ここからは大鳥居がよく見え、絶好の撮影スポットです。

私もしばし時間を忘れパシャパシャ連続撮影しました(笑)

※「世界遺産ギャラリー」のページで多数写真を掲載しておりますので、是非そちらもご覧ください。


ちなみに、干潮で潮が完全に引いている時は、ここから下に降りて大鳥居のそばまで行くことができます。



こちらから厳島神社の社殿に入ります。

ちなみにこの時の時間が7:45くらい。

普段だと大行列になっている場所らしいのですが、まだ観光客もほとんどいません。

早起きしてよかったー。



昇殿料を納めたら、まずは受け付け向いにある手水所で両手と口を清めます。

左手→右手→左手に水を受け口→再度左手の順で清めます。

※最後に柄杓を立て柄を洗い流すのを忘れないようにしましょう。


それでは社殿に入りましょう。

入口は切妻造りの立派な屋根です。

「世界文化遺産」の看板も掲げられていますね。



進んですぐ左手に客神社があります。

※「まろうどじんじゃ」と読みます

通路を挟んだ向いには祓所があるので、まずはここで身を清めてから参拝しましょう。

この客神社が最も大きな社殿をもつ摂社です。



客神社殿越しに、高舞台方面をのぞみます。



客神社の先にあるのが東廻廊です。

入口と御本社を結んでいる「コの字型」の廻廊で、内側の囲まれている空間は「枡形」と呼ばれています。

連なる朱色の柱がとても美しいですね。



その逆側、左手にあるのが鑑の池です。

まだこのあたりの海水は引いていたので、池には見えませんでしたが…



東廻廊を進みます。

まっすぐ進んだ先にある朝座屋。



東廻廊は大鳥居を望む絶景ポイントとしても知られていますね。

満潮だったらもっと雰囲気が出たかもしれないですね。



こちらが卒塔婆石と揚水橋。



そしてこちらが内侍橋。



御本社に到着です。

市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命の三女神を祀っています。

一番奥に見える緑色の菱形格子戸の建物が本殿で、そのために幣殿・拝殿、そして廻廊の反対側に祓殿があります。



拝殿前でしっかり拝んだ跡は、祓殿の方を振り返ってみましょう。

祓殿・高舞台・火焼前・大鳥居が一直線に並ぶ、壮麗な眺めです。



今度は逆に、海を背に祓殿から本殿をのぞむとこのような感じ。



海に面した舞台、高舞台です。

周囲は平舞台と呼ばれ、そのどちらも国宝です。



高舞台越しに本殿方向をのぞみます。



平舞台中央、海に突き出たような先端の部分が火焼前です。

88間(およそ160m)先にある大鳥居を正面にのぞみます!

絶好の撮影ポイントとしても有名ですね。



この火焼前は昼間には撮影待ちで行列ができるほどの人気の場所です。

早朝のこの時間はまだ人も少なく、贅沢にゆっくり大鳥居を眺めることができました。



火焼前から大鳥居に向かい、右にあるのが右門客神社と右楽房。



左にあるのが左門客神社と左楽房。



平舞台から客神社の方向を見ます。

客神社、東廻廊、そしてその奥の五重塔を望みます。

満潮の時間だったらもっと綺麗だったかなぁ。。。



それでは西廻廊に向かいましょう。西回廊には日本酒の樽(?)などがたくさん並んでいました。



西廻廊をまっすぐに進んだところにある大国神社。



大国神社の先にある長橋。



そして長橋のところを曲がった先にある天神社です。

※左手は絵馬奉納所になっています。



それでは西廻廊から出口に向かいましょう。



西廻廊から右手に見えるのが能舞台です。



左手に見えるのが反橋。

とっても急なので・・・とっても歩きにくそうです(笑)



能楽屋、そして能舞台に続く門は立ち入り禁止です。



出口に続くまっすぐの廻廊です。



途中、反り橋方向を振り返ります。



こちらが厳島神社の出口です。



厳島神社の社殿を出たら左に曲がり参道方面に戻ります。

裏側からみた反橋。



本殿の裏の位置にありました。



社殿裏の道からも遠くに大鳥居が見えました。



社殿をまわりこむように歩いていくと、右手の高台に豊国神社と五重塔が見えます。



そして参拝受付付近、大鳥居が見えるところまで戻ってきました。


今回は早朝に訪問できたので、まだ他の観光客も少なく、混雑必至の厳島神社をゆっくりと見てまわることができました。

もし可能なようでしたら、みなさんも是非早起きして、早い時間帯に訪れてみてください。

オススメです!



それでは宮島で美味しいモーニングを食べにいきましょう!

この続きはまた次回のブログにて。