◆旅行日:2018年12月22日(土)~24日(月祝)
◆日程:二泊三日
◆訪問する世界遺産:原爆ドーム、厳島神社、石見銀山遺跡とその文化的景観(羅漢寺五百羅漢、大森銀山伝統的重要建造物群保存地区、熊谷家住宅、代官所跡、宮ノ前地区、銀山柵内)
広島・石見銀山旅行ブログ(世界遺産旅行記)その5です。
※前回の記事はコチラ
熊谷家住宅をあとにして、次の世界遺産に向かいます。
雨の中の石見銀山散策もいよいよラストスパートです!
■代官所跡
大森銀山伝統的重要建造物群保存地区の端(城上神社側)、熊谷家住宅のすぐそばにあるのがこの代官所跡。
こちらも世界遺産の構成資産の一つで、江戸幕府による現地支配を担った代官所の跡地です。
敷地内にある中央の建物は現在、石見銀山資料館として利用されています。
※内部は撮影禁止です。
それでは次の世界遺産、宮ノ前地区に向かいましょう。
宮ノ前地区は代官所跡から見て、銀山地区とは逆側の離れた位置にあります。
拝殿天井の「鳴き龍」で有名な城上神社、その右脇の道を歩いていきます。
■宮ノ前地区
代官所跡から歩いて数分で到着です。
え・・・?ここでしょうか・・・?
おそらくこの地点が世界遺産構成資産の一つ、宮ノ前地区・・・と思われます(苦笑)。
※代官所跡(石見銀山資料館)にいらっしゃった係員の方に、宮ノ前地区の場所を聞いてみたところ「この道路あたりです・・・」とのことだったので。
代官所跡の東北約100m、銀山川沿いに位置しています。
以前行われた発掘調査で、このあたりから16世紀末~17世紀初頭の道路や建物などの地下遺構が発見されました。
その中の一つは内部に24基もの炉跡があり、製錬専用の工房跡と判明したんだそうです。
産出された銀の品位を高めるための作業場だったと考えられています。
そして現在その遺構は再び埋められています。
今は見ることができない地中に眠る世界遺産・・・まさに究極のロマンですね。
そろそろ広島駅に帰るバスの時間がせまってきました。
最後に銀山地区を目指します。
※雨ということもあり、今回は町並み地区を中心にまわり、銀山地区の見学は最後にしていたのです。
■銀山柵内
宮ノ前地区から歩いて20分ほどで銀山地区の入り口まで戻って来ました。
ここから先は、銀山柵内というエリアになり、世界遺産の構成資産の一つになっています。
銀山柵内には清水谷製錬所跡や龍源寺間歩(間歩とは銀の採掘のために掘られた坑道)などの名所が点在していて、石見銀山のハイライトとも言えるエリアです。
観光車両はこれより先に入ることはできません。
徒歩でももちろんOKですが、エリアが広く全てを見て回るのは時間もかかるため、石見銀山にいくつかあるレンタサイクル屋さんで自転車を借りて向かうのが一般的です。
実は、雨が降っていなければ、私も自転車でまずは銀山柵内を見学する予定でした。。。
石見銀山代官所地役人遺宅・渡辺家(国指定史跡)です。
銀山柵内に唯一残る地役人の居宅で、現在は不定期で無料の休憩所として開放しています。
ここで残念ながら時間がきました。。。
清水谷製錬所跡や龍源寺間歩は、次回訪問の際の楽しみにとっておきたいと思います!
そういえば、石見銀山に着いた際に、自転車を借りていた30代くらいの男女を見ましたが、あの二人はあの後どうなったのか、ふと思い出しました。
土砂降りの中、合羽を着て自転車で銀山柵内方面に向かった二人の『勇者』は、私が訪れたかった場所を無事に観光できたのでしょうか。
ちなみに石見銀山公園の方からは、龍源寺間歩方面へ向かう遊歩道も整備されています。
自転車でなく徒歩で行かれる方は、自然を感じられるこの遊歩道を歩いて行っても気持ちいいかもしれないですね。
それでは石見銀山から広島駅に帰りましょう。
群言堂で待たせていた嫁と合流し、石見銀山公園そばの「大森」というバス停に向かいます。
16:22発広島駅新幹線口行きの高速バスに乗車しました。
到着予定時間より少し早めに、19:00ちょっと前に広島駅新幹線口に到着しました。
広島駅に着いたら雨もあがっていてよかったです。
この日の夕食は広島駅直結のekieにある「さち福や」さんで「具沢山タルタルの海老フライ定食」をいただきました。
お米は白米か十五穀米を選べます。この日は十五穀米をチョイス。
海老がプリプリで美味しかった!!
これで二日目は終了です。
ずっと行ってみたかった石見銀山、今度は雨が降っていない時にまた行こうと思います。
というかリベンジしに絶対に行きます!!(笑)
いよいよこの広島・石見銀山の旅も、残すところあと一日です!
この続きはまた次回のブログにて。
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