◆旅行日:2018年9月17日(月・祝)
◆日程:日帰り
◆訪問する世界遺産:富士山-信仰の対象と芸術の源泉(忍野八海(お釜池)、忍野八海(銚子池)、忍野八海(濁池)、忍野八海(湧池)、忍野八海(鏡池)、忍野八海(菖蒲池)、忍野八海(底抜池)、忍野八海(出口池)、富士山域(北口本宮冨士浅間神社)、御師住宅(旧外川家住宅)、河口浅間神社、河口湖、冨士御室浅間神社)
忍野八海・河口湖日帰り旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその3です。
※前回の記事はコチラ
忍野八海の散策を終え、最初に降りたバス停まで戻ってきました。
ここから再び世界遺産ループバスに乗車して、次の世界遺産、北口本宮冨士浅間神社に向かいましょう。
11:38発予定の世界遺産ループバスの到着が遅れ、11:50に忍野八海を出発。
予定より15分ほど遅れて12:00過ぎにバス停「浅間神社前」に到着です。
■北口本宮冨士浅間神社
参道の入り口には立派な大鳥居が。
鳥居の横にはこのような案内板もありました。
この北口本宮冨士浅間神社の奥には、吉田口登山道の入口があるのです。
それでは参道を進みましょう。
参道の両端は立派な杉と檜の木々…そして苔が覆った石灯籠。
静寂とともに荘厳な雰囲気に包まれています。
参道の途中にある「仁王門礎石」。
かつてあった仁王門の跡で、明治初年の「神仏分離令」施行により門は撤去され、これ礎石だけが残ったのだそうです。
仁王門礎石の向かいにある「各行の立行石」です。
富士講の開祖・長谷川角行が極寒の中、この石の上に30日間立つ荒行を行なったと言われていて、パワースポットとしても知られています。
立派な鳥居が見えてきました。
鳥居の前には小さな橋があり、下には小さな川が流れています。
この大鳥居は富士山大鳥居と呼ばれ、文明12年(1480年)日本武尊の故事に従い建立されました。
大きさは、高さ58尺5寸(17.70m)幅は35尺(11.55m)の四脚鳥居です。
木造では国内最大の大きさで、あの有名な広島・厳島神社にある海中の鳥居よりも大きいんだそうです。
この大鳥居は、60年に一度建て替えられるんだとか。(前回は2014年に行われました)
大鳥居の先にあるのが随新門です。
この門は市指定文化財になっています。
随新門をくぐって正面にあるのが、神楽殿です。
神楽殿の左手に手水舎があります。
この龍の口から流れる水は富士山の雪解け水で、この手水舎も実はパワースポットなんだそうです。
こちらが拝殿です。
風格を感じる建物で、何とも重厚・荘厳な佇まいです。
細部にまで施された装飾も見事ですね。
拝殿前の両脇には「太郎杉」「夫婦桧」という御神木があります。
拝殿に向かって左手が太郎杉。
県指定天然記念物になっています。
右手にあるのが夫婦桧。
こちらは市指定の天然記念物です。
拝殿右手奥にはたくさんの摂社末社が並んでいます。
こちらは諏訪神社の拝殿です。
こちらは下諏訪社。
摂社末社のところには、吉田口登山道への案内もありました。英語表記付きです。
登山道はこの先を進んだところが入口となります。
それではその方向に進んでみましょう。
本殿右奥にある西宮本殿です。
1594年(文禄3年)浅野左右衛門左によって造営され、国指定重要文化財です。
こちらが冨士登山道吉田口の入り口の鳥居です。
ここが登山道の起点になります。
※手前左手にあるのが小御嶽遥拝所です。
じつは富士山はまだ登ったことがないので、足腰がまだ動くうちに登っておきたいですね。。。
その奥には祖霊社があります。
この場所は境内で特に厳かな雰囲気に感じました。
拝殿付近まで戻ってきました。
北口本宮冨士浅間神社は全国に数多くある浅間神社の中でも、「日本武尊」のパワーが宿るとされている聖地です。
また最近では、日本神話に登場する女神である木花咲耶姫(コノハナサクヤビメ)が祀られているため、縁結びや良縁、安産、女子力・恋愛運アップのパワースポットとして婚活女子にも人気があるそうです。
案内に従い、帰路につきましょう。
最後にもう一度大鳥居を振り返ります。
ふたたび参道を通り、北口本宮冨士浅間神社を後にしました。
富士山信仰の歴史を感じるとともに、まるで心が洗われるような神聖な雰囲気に満たされていました。
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