長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産|文化遺産|今日もどこかの世界遺産

■基本情報

・世界遺産登録年:2018年

・文化遺産

【構成資産】

原城址、平戸島の聖地と集落 - 春日集落と安満岳、平戸島の聖地と集落 - 中江の島、天草の崎津集落、外海の出津集落、外海の大野集落、黒島の集落、野崎島の集落跡、頭ヶ島の集落、久賀島の集落、奈留島の江上集落 - 江上天主堂とその周辺、大浦天主堂


本資産は,禁教時代の長崎と天草地方において,既存の社会・宗教とも共生しつつ信仰を密かに継続した「潜伏キリシタン」の伝統を物語る稀有な物証です。
潜伏キリシタンの文化的伝統が形成される契機となる出来事が考古学的に明らかにされている原城跡,潜伏キリシタンが密かに信仰を維持するために様々な形態で他の宗教と共生を行った集落(平戸の聖地と集落・天草の﨑津さきつ集落・外海そとめの出津しつ集落・外海そとめの大野集落),信仰組織を維持するために移住を行った離島部の集落(黒島の集落・野崎島のざきじまの集落跡・頭ヶ島かしらがしまの集落・久賀島ひさかじまの集落・奈留島なるしまの江上集落(江上天主堂とその周辺)),潜伏キリシタンの伝統が終焉を迎える契機となった出来事が起こり,各地の潜伏キリシタン集落と関わった大浦天主堂から構成されています。

引用元:文化庁「世界遺産(文化遺産)一覧」


■構成資産の場所

観光などで訪問した際にご活用ください。

※マップ上の位置については誤差・間違い等も考えられますので、あくまでご参考程度にご覧ください。