◆旅行日:2018年6月12日(火)~14日(木)
◆日程:二泊三日
◆訪問する世界遺産:琉球王国のグスク及び関連遺産群(首里城跡、園比屋武御嶽石門、中城城跡、勝連城跡、識名園、玉陵)
沖縄旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその3です。
※前回の記事はコチラ
■首里城跡
奉神門をくぐり、御庭に入ります。
正面に見えるのが正殿です。
首里城は琉球王国の成立以来、国王の居城であり政治の中心でした。
残念ながら、正殿は漆の塗り直し作業中でしたが、正面の綺麗な装飾については完了していて、見ることができました。
やはり本土とは趣の違い、かつての琉球王国、そして大陸の影響を色濃く感じることができますね。
正面の石階段の両脇に対の龍の彫刻があります。
「正殿大龍柱(だいりゅうちゅう)」というのだそうです。
向かって右の口を開けているのが阿形、向かって左の口を閉じているのが吽形です。
ちなみに、石階段を上がった先の手すりの奥に、また別の対の龍の彫刻「小龍柱(しょうりゅうちゅう)」がありますが、こちらは立ち入り禁止ですのでご注意ください。
奉神門をくぐって右手にある、南殿・番所。
御庭から見て右側が「番所」、左側が「南殿」です。
番所は平屋一階建ての建物で、かつて首里城へ登城してきた人たちの取次を行っていました。
南殿は二階建ての建物で、ここでは年間を通じて行催事などが行われていたそうです。
それでは首里城の内部の見学に行きましょう。
番所から靴を脱いで上に上がります。
内部は撮影禁止のエリアもあります。
※入ってすぐは撮影禁止でした
正殿に続くまでのエリアは、大規模な木造復元を行った建物です。
なので・・・・
「さぞ歴史を感じられる雰囲気なんだろう!」と思って入ってみると、あまりの綺麗さというか、現代的な内装に「あれ?」とちょっとがっかりするかも・・・?
※あくまで個人的な見解です。。。
書院・鎖之間と庭園のエリアです。
書院は国王が日常の執務を行っていた建物で、ここで大陸からの使者(冊封使)をもてなす時もあったんだそうです。
また鎖之間は王子などの控所でした。
茶道具一式を用意した御茶之間。
奥書院です。
ここは国王が執務の合間に休息した場所なんだそうです。
近習詰所、そして黄金御殿・寄満エリアです。
隣接する苅銘御嶽です。
0コメント