京都・奈良旅行ブログその11!宇治上神社の本殿など境内散策(世界遺産旅行記)


◆訪問日:2017年12月23日(土)~24日(日)

◆日程:一泊二日

◆訪問する世界遺産:興福寺、元興寺、春日大社、東大寺、教王護国寺(東寺)、本願寺(西本願寺)、二条城、平等院、宇治上神社、清水寺


京都・奈良旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその11です。

※前回の記事はコチラ



平等院から次は宇治上神社に向かいます。

宇治上神社は宇治川を渡った先にあります。



向かう途中に立ち寄った、平等院近くのスターバックスさん、「スターバックスコーヒー 京都宇治平等院表参道店」です。

なんだかとってもオシャレな雰囲気です。



宇治川は、京都府立宇治公園(塔の島・橘島)を経由して渡ります。

まずは橘橋をわたり、橘島へ。



残念ながら公園の整備中で、綺麗な川の流れを・・・とはいきませんでした。

2019年3月の完成が楽しみですね。



続いて、公園から朝霧橋を渡って宇治神社方面へ。



朝霧橋から宇治橋を望むとこんな感じです。



橋を渡り終えると、そばには「源氏物語 宇治十帖」の像が。

朝霧橋をバックに、何ともいい雰囲気です。



橋を渡ったら左に折れて、宇治川沿いを進みましょう。



途中からさわらびの道に入り上がっていくと、宇治神社の横(裏手)に出ます。



宇治神社を右手に見ながらさらに歩いていくと、宇治上神社の朱塗りの鳥居が見えてきます。



■宇治上神社

朱色の立派な鳥居が出迎えてくれます。

この鳥居を通して奥には宇治上神社の社殿が見えます。



平等院から徒歩でも15分ほどで着きます。

二つの世界遺産が一日で回れる距離にあるというのは、旅行者にとってはとても嬉しいですね。



境内に続く石橋のそばにも、このような説明する案内板が立っています。

世界遺産『古都京都の文化財』の構成資産の一つとして紹介してくれています。



こちらが石橋を渡った先にある門です。

決して豪華な造りではありませんが、歴史の深さを感じさせる雰囲気のある佇まいです。



境内に入り正面にあるのが、国宝でもある「拝殿」です。



拝殿の前には円錐形に盛り上げられた砂の小さな山が。

これは「清の砂」と呼ばれるもので、常に盛られ続けられているんだそうです。



鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されていて、寝殿造り風の、鎌倉時代のきわめて優れた建物遺構とされています。



拝殿右(東南側)では、宇治七名水の一つにも数えられていた『桐原水』が湧き出ています。

七名水のうち、現存しているのはこの桐原水だけです。

※宇治七名水

・桐原水(きりはらすい)

・公文水(くもんすい)

・法華水(ほっけすい)

・阿弥陀水(あみだすい)

・百夜月井(ももよづきい)

・泉殿(いずみどの)

・高浄水(こうじょうすい)



拝殿の裏側にあるのが「本殿」です。

現存する最古の神社建築で、国宝に指定されています。



拝殿に比べると若干小さい造りですが、正確に言うとこれは本殿を覆う「覆屋」となっています。



正面付近から見るとこのような感じです。

この内部に三棟の「内殿」がありますが、通常は中に入ることはできません。

※格子障壁越しに見ることは可能です。



西側から見た本殿です。



本殿の東側には摂社「春日神社」があります。

鎌倉時代に建築されたと言われており、重要文化財に指定されています。



境内にある「離宮いろはの紅葉」の説明板。

紅葉の時期はさぞ綺麗なんでしょうね。



参拝を済まし、宇治上神社をあとにしましょう。



鳥居への陽の当たり方がいい感じになっていました。



帰りは宇治橋を渡って・・・



宇治橋通りを歩いてJR宇治駅近くまで戻ってきました。



このあとはJR奈良線に再び乗車、京都市に戻ります。

そして、いよいよこの旅最後の世界遺産に向かいましょう!


この続きはまた次回のブログにて・・・