京都・奈良旅行ブログその9!二条城の唐門と二の丸御殿、本丸御殿(世界遺産旅行記)


◆訪問日:2017年12月23日(土)~24日(日)

◆日程:一泊二日

◆訪問する世界遺産:興福寺、元興寺、春日大社、東大寺、教王護国寺(東寺)、本願寺(西本願寺)、二条城、平等院、宇治上神社、清水寺


京都・奈良旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその9です。

※前回の記事はコチラ



本願寺から、早朝の京都世界遺産訪問、最後の目的地・二条城を目指します。



徒歩では30分以上かかりますので、時間節約でバスにて向かいましょう。

バス停「西本願寺前」から市バスに乗車。



数分で「堀川御池」というバス停に到着です。

ここから歩いて二条城を目指します。



バス停から堀川通りを北へ。



広い交差点から二条城(東南隅櫓)が見えてきます。



■二条城

二条城に到着です。



お濠の外からみた東大手門。



二条城は京都で唯一の寺社以外の世界遺産です。

その歴史はおよそ400年、江戸時代に造営されたお城です。



この地で徳川家康の将軍宣下の賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われました。

まさに江戸の時代の「始まり」と「終わり」の場所なんですね。



AM8:30に到着しましたが、開門はAM8:45。

まだ少し時間があるので、すこし周辺をぶらぶら。



チケット売り場にはすでにたくさんの方が!

さすがは二条城といったところでしょうか、ここまでまわってきた東寺や本願寺に比べると観光客の数が違いますね。

ちなみにこの時間は、アジアの方や欧米の方など、外国人観光客がほとんどでした。



時間になりましたので、チケット券売機で入場券を購入。



いよいよ、内部に入りましょう。



最初に迎えてくれるのは、この立派な「東大手門」です。



訪れたこの時期は、大政奉還150周年の節目でもありました。



内部から見た東大手門。



重要文化財に指定されています。



東大手門をくぐってすぐ右手にあるのが「番所」です。



屋根には徳川家の家紋・葵紋が。



奥に進むと城内マップと世界遺産の案内板があります。



二条城の音声解説もありました。

日本語のほか、英語、中国語、韓国語で説明してくれるようです。

※外国人観光客の方が耳を傾けていました。



来るときにお堀の外から見た「東南隅櫓」。

こちらも重要文化財に指定されています。



そして「唐門」です。

二条城の見どころの一つです。



いやぁーなんとも豪華絢爛!!

牡丹や鳳凰など金と極彩色の彫刻がふんだんに施されています。

菊紋もたくさん見えますね。



華麗なこの門も、重要文化財に指定されています。



唐門をくぐって目の前に見えるのが「二の丸御殿」です。

本来ならば二の丸御殿の内部の見学に行くのが普通のコースですが、時間の関係で内部の見学は断念。

「え!?そこを見ないでどうするの!?」というご批判は承知の上です。。。

今回は限られた時間の中で二条城の全体を見てまわりたかったので、だいぶ迷いましたが先に進むことにしました。



とはいえ、もちろん外見をじっくりと見学させていただきます。


二の丸御殿は、江戸時代の代表的な武家風書院造りの建造物です。

車寄、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が、東南から北西にかけて立ち並んでいます。

その6棟すべてが国宝に指定されています。

※唐門から見える豪華に装飾された建物は「車寄」ですね。



部屋の数は33、畳はおよそ800畳分とのことです。



車寄の近くには「釣鐘」もありました。



二の丸御殿のそばにある庭園が「二の丸庭園」です。



江戸時代につくられた庭園で、特別名勝に指定されています。



二の丸庭園を抜けて見えるのが「本丸櫓門」です。



二の丸御殿と本丸御殿をつなぐ門で、内堀で囲まれた本丸に入るにはこの門を通るしかありません。



寛永3年(1626年)に徳川家光が造営した本丸内の建物の中で、天明8年(1788年)の「天明の大火」で焼け残った、唯一の遺構です。

重要文化財に指定されています。



内堀を渡ります。



本丸櫓門をくぐった先にある石垣です。



「本丸御殿」に到着です。



現在の本丸御殿は明治27年(1894年)に桂宮家の御殿の一部が移築されたものです。

こちらも重要文化財の指定を受けています。



本丸御殿をぐるっと見てみましょう。



本丸御殿の横にある「本丸庭園」。

この庭園は明治時代のものです。



本丸の南西の隅にあるのが「天守閣跡」です。



本丸にはかつて五層の天守閣があったそうですが、寛延3年(1750年)に落雷によって焼失してしまいました。

現在は石垣が残るのみとなっています。



天守閣跡にのぼってみましょう。



上はこんな感じです。


上からの眺望です。

本丸御殿が見えますね。



上から見た、本丸の内堀です。



天守閣跡をおりて、本丸をあとにします。



本丸を出たら、二の丸御殿の方には進まずに北へ。



「鳴子門」に到着です。

こちらも重要文化財です。



鳴子門をくぐった先にあるのが、「清流園」です。

この庭園は昭和時代にもので、和洋折衷の見事な庭園です。



東大手門まで戻ってきました。



時間の関係もありちょっと駆け足になりましたが・・・

主要な建築物やスポットをみることができて大満足です。



これにて早朝の京都世界遺産めぐりは終了です\(^o^)/

再び、バス停「堀川御池」にて市バスに乗車、JR京都駅まで戻ってきました。



さて、朝食を食べ、次の世界遺産に向かいましょう!

この続きはまた次回のブログにて・・・