◆訪問日:2017年12月23日(土)~24日(日)
◆日程:一泊二日
◆訪問する世界遺産:興福寺、元興寺、春日大社、東大寺、教王護国寺(東寺)、本願寺(西本願寺)、二条城、平等院、宇治上神社、清水寺
京都・奈良旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその8です。
※前回の記事はコチラ
京都の早朝世界遺産めぐり、教王護国寺(東寺)から次は本願寺(西本願寺)を目指します。
※歩いても行ける距離ではありますが、今回は時間短縮のためにバスに乗りました。
教王護国寺(東寺)の近くのバス停「東寺東門前」から市バスに乗車します。
「七条大宮・京都水族館前」というバス停で下車。
ここから歩いて本願寺を目指します。
バスを下車したら東の方向に進み、堀川通りに向かって歩きます。
堀川通りに出たら、左に折れて今度は北方向へ。
興正寺を左手に見て・・・・さらに直進しましょう。
次に左手に見えてくるのが北小路門。
この時間だったからなのか閉まっていました。
※今思い返すと、ここが閉まっていたために「唐門」を見逃すことに・・・(涙)
■本願寺(西本願寺)
本願寺に到着です。
本願寺は浄土真宗本願寺派の本山です。
※浄土真宗は鎌倉時代に、親鸞聖人によって開かれました。
正式には「龍谷山本願寺」というそうです。
一般的には「西本願寺」と呼ばれているので、こちらの呼び方のほうがなじみのある方も多いかもしれませんね。
御影堂門です。
なんとも重厚な雰囲気ですね。
開門はAM5:30!早朝散策派の私にはうれしいかぎりです(笑)
ここから境内に入りましょう。
御影堂をくぐってちょうど正面にあるのが御影堂です。
大変大きな木造建築で、奥行き48m・幅62m・高さ29mあるんだそうです。
外陣には441枚もの畳が敷かれていて、1,200名以上の人が一度に参拝可能だとか!
そして、内陣中央には木で彫られた等身大の親鸞聖人の御影が安置されていて、これが御影堂の名の由来になっています。
御影堂の前面にある柱には「沓石」というものが使われています。
沓石とは柱や縁側の束柱を受けるために用いた石のことです。
見てみると石ではなく木に見えますが、隙間から中を見てみると中身は確かに石でした。
その右の位置(北方向)にあるのが阿弥陀堂です。
内陣中央にお寺のご本尊である阿弥陀如来が安置されているお堂です。
こちらも大変大きな建築で、奥行き42m・幅45m・高さ25mあります。
外陣には285枚の畳が敷かれ、800名以上の人が一度に参拝できます。
こちらもすごいスケールですね!
御影堂と阿弥陀堂は渡り廊下で結ばれています。
奥が御影堂で手前が阿弥陀堂です。
広い境内を散策してみましょう。
本願寺は「お西さん」とも呼ばれている大変大きなお寺です。
御影堂や阿弥陀堂をはじめとする、桃山時代~江戸時代の貴重で価値ある建造物がたくさんあります!(゚O゚)
※今回は見れませんでしたが豪華絢爛な唐門、飛雲閣などなど。
大銀杏です。
樹齢はなんと400年!枝を横に広げる珍しい銀杏です。
まるで天に向かって根を広げたような形から「逆さ銀杏」と呼ばれています。
京都市指定の天然記念物です。
経蔵です。
こちらは国の重要文化財です。
御影堂の向かって左にあるのが、龍虎殿です。
本願寺寺務所です。
境内には総合案内所もありました。
中では座ってゆっくりと休憩することもできます。
帰りは阿弥陀堂門から堀川通りに出ました。
こちらも大変立派な門ですね。
最後に、堀川通から見た太鼓楼。
あの新撰組にゆかりがあるそうです。
1864年の池田屋騒動以降、新撰組は1865年3月に手狭になった壬生の屯所から西本願寺に本陣を移しました。
その際、主に北集会所とこの太鼓楼を使用していたんだそうです。
幕末ファンにはたまらない場所ですね(笑)
場所は西本願寺の東南の位置です。
国の重要文化財となっています。
それでは次の世界遺産、二条城に向かいましょう。
ところで、これは後で気づくことになるのですが・・・
あれ!?そういえば唐門を見ていないじゃん!!
と本願寺を離れるバスの車内で思い出しました。
何より楽しみにしていた国宝を見逃すとは…
これは前日に時間配分を間違えて駆け足になってしまった春日野大社に続く、大失態でした。
次回の京都訪問の際の楽しみに取っておきます。。。
さて、早朝の京都世界遺産訪問もいよいよラストスパートです!
この続きはまた次回のブログにて・・・
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