京都・奈良旅行ブログその6!東大寺の大仏殿で盧舎那仏像とご対面(世界遺産旅行記)


◆訪問日:2017年12月23日(土)~24日(日)

◆日程:一泊二日

◆訪問する世界遺産:興福寺、元興寺、春日大社、東大寺、教王護国寺(東寺)、本願寺(西本願寺)、二条城、平等院、宇治上神社、清水寺


京都・奈良旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその6です。

※前回の記事はコチラ



■東大寺

入堂料を払って大仏殿に向かいます。



大仏殿が見えてきました!



その大きさ・スケールにはただただ圧倒されます。



この大仏殿は751年に創建されました。

世界最大級の木造古建築で、国宝にも指定されています。


創建から二度焼失していて、現在は三代目のものです。

※鎌倉時代と江戸時代に再建されました。


その間口(幅)約57m、高さ約47m、奥行きは約50m!

これでも創建当初のおよそ3分の2の大きさなんだそうです。


また創建当時は大仏殿の東側と西側に、高さ約100mの七重塔がありました。

これらの塔がもし現存していれば、世界一の高さの木造建築物になっていたのだそうです。



大仏殿に入る前に・・・もう一つの見どころをご紹介。

それは大仏殿正面にある、この八角燈籠。

これは東大寺創建時に造られたものです。


表面には菩薩の姿が刻まれています。


高さ約4mもあり、これも国宝に指定されています。

大仏殿が消失した中でも、創建当時の姿を残す大変貴重な遺品です。



大仏殿正面から綺麗な夕日も見えました。



それではいよいよ大仏様とご対面です。



高さは約15m!やっぱり大きいですね!

直径約18mの蓮華座に座っています。


大仏様とのご対面は高校生以来。

その頃は歴史好きではあったものの、大仏自体にはあまり興味がなかったと思います。

そんな高校生の時の私でも、初めてこの大仏を見た時は、あまりの大きさ・迫力に感動して心が震えた記憶があります。



奈良の大仏(盧舎那仏)は7年もの歳月をかけて完成しました。

その後消失と復興を繰り返しましたが、現在は下半身から蓮華座が創建当初のまま残っています。



大仏様の右手は恐れを取り除く、左手は救いの意味を持っているそうです。



また頭は螺髪(らほつ)と呼ばれる丸まった髪の毛です。

気になるその数ですが、966個もあるんだとか。

※最近492個という説もありますが・・・



大仏殿の内部を見てみましょう。

大仏様の向かって左手に「虚空蔵菩薩坐像」。



向かって右手に「如意輪観音菩薩坐像」があります。



北西の隅にあるのが「広目天立像」です。



北東の隅にあるのが「多聞天立像」です。



創建当初の様子を復元したものもありました。

50分の1の大きさだそうです。



大仏様を後ろから見るとこんな感じです。



大仏様の向かって右手(「多聞天立像」のそば)に、四角い穴のあいた柱があります。

この穴は大仏様の鼻の穴と同じ大きさで「大仏の鼻の穴」と呼ばれています(゚O゚)

くぐると無病息災のご利益があるそうです。

外国人観光客の方がほとんどでしたが、くぐり待ちの方で行列ができていました(笑)



大仏様にしっかりご挨拶して・・・



大仏殿を後にしました。

※よーく見ると、拝観時間が終了して入り口が閉じられてます。



東大寺、なにもかもが大きくて驚かされました。



再び「東大寺大仏殿・国立博物館」から奈良交通さんのバスに乗車、近鉄奈良駅に到着です。



近鉄奈良駅から近鉄京都線に乗車、京都駅まで戻ってきました。



夕食は京都地下鉄東西線・三条駅近くの「とうふ処 豆雅傳」さんへ。



30分ほど待ちましたが、美味しい湯豆腐を堪能しました。



今日の宿泊先である「新・都ホテル」に帰ってきました。

入口には綺麗なクリスマスツリーが飾ってありました。



奈良の世界遺産訪問、途中ちょっと駆け足になりましたが大満足の一日になりました。

次は法隆寺方面に行きたいな~って思います。


ホテルで就寝して、二日目は京都の世界遺産めぐりへ・・・

この続きはまた次回のブログにて。