京都・奈良旅行ブログその4!春日大社の表参道から二乃鳥居、南門、釣燈籠へ(世界遺産旅行記)


◆訪問日:2017年12月23日(土)~24日(日)

◆日程:一泊二日

◆訪問する世界遺産:興福寺、元興寺、春日大社、東大寺、教王護国寺(東寺)、本願寺(西本願寺)、二条城、平等院、宇治上神社、清水寺


京都・奈良旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその4です。

※前回の記事はコチラ



元興寺を後にして、奈良公園方面に向かうバスに乗るため、南に向かいます。

目指すは「田中町」というバス停です。



このあたり一帯は「ならまち」と呼ばれるエリアです。

もともと元興寺の境内だったところに町ができ、栄えたのが今のならまちの始まりなんだそうです。



江戸時代から明治くらいに建てられた建物が残されていて、町歩きにはなんとも楽しい雰囲気です。



ならまちもゆっくりと見てまわりたかったんですが・・・

今回は時間の関係で断念しました。


元興寺から5分ほどで、広い通りに出ました。

バス停「田中町」に到着です。



ここから奈良応通さんの市内循環バスに乗車、次の目的地である春日大社に行くために、「春日大社表参道」というバス停を目指します。



5分ほどでバス停「春日大社表参道」に到着です。



奈良公園といえば・・・

ハイ、鹿さんです!!

早速お出迎えしてくれました。

普段鹿を見ていない人間からすると、これだけで軽くテンション上がります(笑)



バス停側から道路を渡り、参道を通って本殿に向かいましょう。



ここからでも歩いて10分ちょっとかかりますが、自然に囲まれて気持ちよく歩けそうです。

※ちなみにもっと西にある一乃鳥居からだと、さらに歩く距離は長くなります



■春日大社

綺麗なまっすぐな道が続きます。



右手には飛火野と呼ばれる広い芝生が広がります。

ちなみに『鹿よせ』が行われるのはココですね。



参道にも鹿さんがたくさんです。



この地では鹿は神様の使いとされています。


その理由は、春日大社に祭られている武甕槌命が、この奈良の地に白鹿に乗ってきたとされているからなんだそうです。



参道にはたくさんの石燈籠があります。



だんだん本殿に近づいてきました。



石燈籠と鹿さんの絶妙なショット!

キミ、撮影する人の気持ちをなかなかわかってるね~(笑)



参道もいよいよ終盤です。

参道の両端にある石燈籠の数がどんどん増えていきます。


この鹿さんの佇まい、なんか威厳があったなぁ~。



二乃鳥居が見えてきました!



二乃鳥居に到着です。

ここを左に曲がると国宝殿、そして駐車場があります。

駐車場そばということもあり、このあたりから一気に人がたくさんに…



長い参道を歩くのはちょっと…という人はここまで車で来ることができます。

ただ、ハイシーズンではすぐに満車になってしまうとのことなので、ご注意ください。



二乃鳥居をくぐってすぐ左手に手水所があります。


鹿の姿をした珍しいもので、伏鹿手水所と呼ばれています。

その鹿が筒を口にくわえていて、そこから水が流れ落ちています。



実はこの時、とんでもないミスを犯してしまったことに気づきました。

春日大社のあとは、15:36のバスで東大寺に向かう予定だったのですが・・・


あれ!?バスの発車時刻まで時間がない!!


原因は興福寺や元興寺で予定より時間をかけたこと、そして歩いてきた参道が思っていた以上に長く、想定より時間がかかっていたためでした。

しかも、東大寺に向かうそのバス路線は本数がかなり少なく、乗る予定のバスがなんと最終!、というわけで一本見送るわけにもいかず。。。


でもここまで来たんだから少しでもこの目で見ておきたい!

ということで、かなり急ぎ足で社殿に向かいました。


奥に進むと階段が見えてくるので、そこを上ると南門です。



色鮮やかな朱塗りの門です。

大社正面の桜門でその高さは約12m、重要文化財にも登録されています。



南門をくぐると正面にあるのが幣殿です。

ここは参拝所になっています。

本来は天皇陛下のお供え物をおさめたり、宮中伝来の御神楽をするための場所なんだそうです。



ちなみにこの日は迎春準備・迎春のため、特別参拝は中止とのことでした。

残念!!



境内図が出ていました。



そしてあまりに有名な春日大社の釣燈籠です。



青さびた銅の釣燈籠。



とても美しい朱色の回廊側にも、たくさんの釣燈籠が。



ちなみに、春日大社の境内には石燈籠が約2000基、釣燈籠は約1000基あるんだそうです。



重要文化財でもある廻廊です。



帰りは、廻廊横のこちらの階段から抜けることもできます。



古より聖域とされてきた春日大社の境内は、何とも神秘的な空気で満ちていました。



参拝を済まして、急ぎ足で二乃鳥居まで戻ってきました。

ひとまず一番見たかった釣燈籠が見られたのでよしとしましょう。。。

今度はもっとゆっくりと訪れたいです。。。



急いでバス停に向かいます。

こちらは二乃鳥居の左手にある、国宝殿です。なんともモダンな建物ですね。



国宝殿前の駐車場にある「春日大社本殿」というバス停。

そこから、今度は「奈良・西の京・斑鳩回遊ライン」という路線バスに乗ります。


次の目的地は東大寺。

春日大社から歩ける距離なのですが、今回は少しでも時間を節約するためです(笑)


この続きはまた次回のブログで。