◆訪問日:2020年7月27日(月)~29日(水)
◆日程:二泊三日
◆訪問する世界遺産:百舌鳥・古市古墳群(仁徳天皇陵古墳、源右衛門山古墳、塚廻古墳、収塚古墳、孫太夫山古墳、竜佐山古墳、長塚古墳)、紀伊山地の霊場と参詣道(吉野山、金峯山寺、吉水神社)、姫路城
大阪・奈良・兵庫旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその8です。
※前回の記事はコチラ
「キッチンしまだ」さんで昼食を済ませ、いよいよ姫路城に向かいます。
【姫路城】
姫路城に着きました。
姫路駅から真っ直ぐ来れば、ここまで徒歩10分くらいだと思います。
ちなみに前の道路では人力車さんがたくさん待ち構えていますので、「人力車は乗らないでいいかな」という人は車夫さんの熱心な勧誘をくぐり抜ける必要があります(笑)。
それでは中に入ります。
大天守が正面に見えます。
まだまだ距離はありますが、迫力は十分です。
日本にはたくさんの城がありますが、国宝に指定され、世界遺産にも登録されているのはこの姫路城のみです。
ズームして撮影してみます。
いやー、本当に立派なお姿です!
この真っ白な外観から別名「白鷺城(しらさぎじょう)」とも呼ばれています。
その白さの理由は外に露出しているすべての表面を白漆喰で塗り固めているから。これを「白漆喰総塗籠造(しろしっくいそうぬりごめづくり)」というそうです。
漆喰には防火性が高いという性質があるので、燃えやすい建材を保護する目的で行われています。
大天守に向かって進んでいきます。
横から見上げるようにするとその美しさと白さがより分かりますね。
この姫路城は2009年~2015年の期間に大天守の屋根瓦や漆喰壁の保存修理が行われました。
その直後はあまりの白さから「白すぎ城」とも揶揄されていましたね。
屋根瓦の目地(瓦の継ぎ目)にも白漆喰を塗っているので、保存修理直後は屋根も真っ白に見えたそうです。
「白さが続くのは5年ほど」と言われているそうなので、今年はちょうど修理から5年後の2020年。
今はだいぶ屋根は黒く見えるようになってますね。
修理直後はどんなに白かったんでしょう。見てみたかったなー。ちょっと残念。
気付くと雨がぽつぽつと降り始めてます。
本降りになる前に大天守に入ってしまいましょう。
こちらで入城料を払って中に入ります。大人一人1,000円。
中に入りました。
早速「國寶姫路城」という看板の掲げられた立派な門がお出迎えしてくれます。
大天守までは狭く、曲がりくねった階段が続きます。
途中、保存修理をしている所もあります。
貴重なこの姿を保存していくために、日々奮闘していただいている職人さんたちに心より感謝したい気持ちです。
だんだんと大天守の姿が大きくなっていくことに胸が高鳴ります。
雨の降り方がだいぶ強くなってきて、遠くから雷鳴も聞こえてきたので足早に先に進みます。
本当は天守への道もじっくり味わいながら行きたかったのですが、さすがに仕方ないですね。
天守閣入口に到着しました。
それでは中に入りましょう。
内部は結構暗いです。この日は雨だったので特にそう感じたのかもしれませんが。。
階段も幅が狭くて急なので焦らず進んでいきます。
警備員さんが懐中電灯のようなものを持ちながら絶えず巡回しています。
階段を上る時は「頭にお気を付けくださーい」と声掛けもしてくれます。
大天守最上階の六階まで上がってきました。
長壁神社という神社があります。
戦争の空襲の際にもこの姫路城が奇跡的に残ったことから、現在では火災・災害の神様としても崇められているそうです。
窓からは姫路駅も見えました、
それでは下に降りましょう。
階段から滑って転げ落ちないように慎重に。。
下りる途中で目についたものたち。
こちらは「武者隠し」。
こちらは「武具掛け」。
天守閣を出ました。
残念ながら雨はまだ降り続いてます。。
外に出て左手を見上げると大天守の立派な姿。
そこから見ても“絵”になる姫路城ですが、個人的にはここからの大天守の見え方が一番好きです。
あぁ。。晴れた日に来たかった。。
それでは出口に向かいます。
帰る途中もいちいちカッコよく、写真撮影しながらだったのでなかなか前に進みません(笑)。
姫路城は本当に城好きの心をくすぐりますね。
ようやく出口です。いい意味でなかなかここまでたどり着けませんでした(笑)。
ギフトショップがあり、ここで姫路城のミニフィギュアを購入。
姫路城さん、ありがとうございました!
次は晴れている日に来ます!!
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