◆旅行日:2019年12月8日(日)~12日(木)※結果的に日本帰国は13日(金)に
◆日程:三泊五日 ※結果的に三泊六日に
◆訪問する世界遺産:ハワイ火山国立公園
ハワイ島旅行ブログ(世界遺産旅行記)のその10です。
※前回の記事はコチラ
いよいよハワイ島から日本へ帰国です。
14時20分過ぎに空港へ送ってくれるバスがホテルに到着。ピックアップしてもらいコナ国際空港に向かいます。
30分ほどで空港に到着です。
到着した日にも感じましたが、ハワイ島らしい何とも開放的な空港ですね。南国だなぁ。
ハワイアン航空のカウンターでチェックインを済ませます。
預入荷物ですが、オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港や日本の羽田空港・成田空港のようにチェックインカウンターでそのまま荷物を預けられるのではなく、預け入れ荷物にタグをつけてもらったら、自分でBag Dropに持っていく方式です。
セキュリティチェックを抜けて、制限エリアまで来ました。
中央には屋根のないおおきな広場があり、そこには3人の女性がフラを踊るモニュメントがあります。
このモニュメントはとっても有名ですね、
この前で記念写真を撮っている方も結構いました。ハワイ島最後の記念の一枚といったところでしょうか。
広場を取り囲むようにショップやレストランがあります。
数も少なく、一つ一つもそこまで大きい規模ではないので、長い待ち時間をつぶすのはなかなかツライかもしれないですね。。。
それぞれの搭乗口近くの待合スペースにはベンチがたくさん設置されているので、よほどの混雑時でなければ座る場所は確保できそうです。
飛行機は待合スペース近くに駐機するので、間近で見ることができます。
もちろん近づくことはできないのですが、厳重な柵などはないので本当に大迫力です。
セキュリティの視点から言うと、ちょっと心配にもなったりしますが。
近いゆえに、飛行機が到着した時はなかなかの大音量ですが、飛行機好きの私にとってはこの轟音がまたいい。
搭乗ゲートは8番。
16時50分に搭乗しました。
帰りの便はHA851便、17時15分コナ空港発で羽田国際空港には翌日22時00分着予定です。
機体はエアバス330。
席は29H、嫁は29J。
購入時に座席指定ができないクラスのチケットでしたが、帰りのフライトも窓側の二人並び席が割り当てられていたので一安心。
※ちなみに29Iという座席はもともとありません。
エコノミークラス中央のトイレから二つ前の席。
行きのフライトはかなり後方の席でしたが、帰りのフライトは機体中央付近、ちょうど右翼の後ろあたりの座席でした。
座席備え付けの個人モニターにはハワイアンミュージックを演奏するアーティストの映像が流れています。
行きのフライト同様、席には毛布と枕が置かれていて、着席後にイヤホンなどのアメニティが配られました。
そしてここから長い長い戦いが始まります。。。
17時15分。
ほぼ時間通りのくらいにドアクローズ。
その後、なかなか動かないなぁと思っていたら「機材の確認作業であと15分ほどかかりそう」とのアナウンス。
この時は「あ、そう」くらいで、そこまで大事になるとは考えていませんでした。。。
18時00分。
まだ機体動き出しません。機材と、さらには燃料関連の問題でさらに時間がかかるとのアナウンス。
さすがにちょっと心配になってきた。。。
18時30分。
まだまだ動き出しません。機体に点検が必要な箇所が見つかったとかでさらに時間がかかるとのアナウンス。
いい加減「今日無事に帰れるのか?」とだんだん不安になってきた。。。
19時10分。
ようやく機体が動き始めました。
半ば諦めかけていただけに、「やっとか…よかった」とちょっとだけ安心。
20時00分。
滑走路付近まで移動したっぽいが、いつまで経っても飛びそうな気配がない。
座席の個人モニターの電源がいきなり切れて真っ暗に。
パソコンの再起動時のような表示になるもまた消える。
こんな画面見たことないよ。。。
この時には「というかもう飛ばないでいいよ。。。あと一泊コナに泊まらせてくれよ」という思いになってました。
20時15分。
まさかというか、ようやくというか、やっぱりのフライト中止。
アナウンスによると、どうやら油圧器のトラブルらしい。
今後については地上スタッフから説明があるとのことで、乗客は全員飛行機を降機しました。
無理して飛んで、万が一何か起こるよりはよっぽどよかったかな。
飛行機を降りた後は、多少の混乱もありましたが、みなさん落ち着いて地上スタッフのお話を聞いていました。
スタッフに何かしらの説明を求めている方(詰め寄っている方)も数名おられましたが、まぁ、こうなったらハワイアン航空さんを信じて待つしかないですからね。
詳しい時間はまだ未定のようですが、アナウンスを聞く限り、どうやら数時間後にコナ空港を出発する飛行機に振り替えということになりそうです。
しばらくベンチに座って待っていたら、すべての乗客に夕食用として(?)ミール・バウチャーが配られました。
二人分で30米ドルのバウチャーを手に、制限エリア内にあるレストランで食べ物を調達に向かいます。
バウチャーを受け取った方からどんどんレストランに向かうので、あっという間に店内は大混雑の大行列です。
選んだのはナチョス8.5米ドルが二つと、炭酸水のペリエ4米ドル、ハワイアンウォーター3.25米ドル、チップス3米ドルを二つ。しめて30.25米ドル。
せっかくならバウチャー分全部使ってやろうという貧乏心です(笑)。
それに税も加えてオーバーした分は残っていた現金で払いました。
店内の席は満席だったので、外のテーブルでいただきました。
大きさはなかなかのアメリカンサイズ。
お味は「これは炭酸水ではなくお酒の方がよかったかな」という感じでした。
食事を終えたのが22時00分。
振り替えの便の時間が、日付が変わって1時15分発の見通しとのアナウンス。
あと3時間15分。。。
コナ空港には予備機とかがないため、オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港から振り替え機が飛んできてくれるみたいです。
ちなみに預入した荷物はそのままでOK、振り替え機も同型機のエアバス330だったので座席も当初の場所と変わらないとのことでした。
<備忘録>
コナ空港でハワイアン航空で機体トラブルで大幅遅延が発生した場合
・コナには予備機とかはないのでホノルルから手配する
・同型機ならば座席も当初の場所と変わらない
・受諾手荷物はそのまま預けたままで大丈夫
横になれる場所を探して、何とか眠ろうとしている方もたくさん。
私たちはベンチに座ってスマホをいじったりブログを書いたりして時間を潰していましたが、充電できるコンセントが所々にありとても助かりました。
待っている間、見るからにハワイアン航空の関係者ではない日本人が軽食のサンドイッチやマカダミアナッツチョコレート、毛布(機内サービスで提供されているもの)を待っている人に配っている様子が見られました。
どうやらHISやJTBのような旅行会社の現地スタッフさんで、それぞれの会社のツアー参加者もたくさんいたようで、今回のトラブルを知り急遽空港に駆け付けてくれたようでした。
もちろん自分の会社のツアー参加者だけではなく、すべての乗客に「お菓子いかがですか?毛布いかがですか?」と声をかけてくれていました。
私たちもちゃっかり軽食もチョコも毛布もいただきました(笑)。
こうしたフォローを行うのももしかしたら日本の旅行会社特有なのかもしれませんが、人の温かさを感じられました。ありがとうございます。
【五日目】
日付も変わって深夜1時00分。
ようやくこの日二度目の搭乗が開始されました。搭乗ゲートは先程と同じ8番です。
機体は違うものの、およそ8時間前に座ったところと同じ座席NO.に座ります。
ドアクローズし動き出したのが1時27分。
今度はちゃんと飛ぶかなぁと心のどこかで少しだけ心配してましたが。。。
1時42分、さすがに今度は無事に離陸しました
羽田空港までのフライト予定時間は離陸後、約9時間との機内アナウンス。
時差を考えると、羽田空港着は日本時間金曜日の5時42分予定か。。。
こりゃ完全に金曜日の仕事は気合いで乗り切るしかないな。
離陸後、まず税関申告書が配られ、すぐに温かい食事の提供が開始されました。
メニューは「テリヤキミートボール」か「ポーク焼きそば」のどちらかを選ぶことができました。
やっぱり米でしょ!ということでテリヤキミートボールをチョイス。
この時、時刻は2時40分くらい。
もうすでに、これは夜ご飯なのか朝ごはんなのか、重めの夜食なのかまったく分かりませんが、やっぱりドリンクはハワイアンビールです。
どんなにフライトが遅れようと、深夜便になろうと、24時間寝ていない状態だろうと、私は飛行機の中で寝ることができません。
というわけで時間つぶしに機内エンタメを見るわけですが、どれにしようかなーと映画やドラマの一覧を見ていて気づいたことが一つ。
あれ?さっきフライト中止になった機体とラインナップが違う?
この振り替え機体ですが、オアフ島ホノルルから飛んできたものと言っていたし、これはホノルル-羽田線の内容なのかな?
数時間前に座っていたコナ-羽田線の内容と比べて日本の作品が多いように感じました。
こうしてHA851便は太平洋をひたすら西に西に飛び続けました。。。
【六日目】
到着約1時間30分前に機内の照明かつけられ明るくなり、軽食のサンドイッチとマカダミアチョコが配られました。
さすがに疲れと寝不足で頭がぼーっとしてますが、冷たいオレンジジュースで目を覚まします。
日本時間5時32分、羽田国際空港に着陸。
ほぼ予定時刻通りの5時45分にドアオープンし機外に出ました。
自動キオスクの入国審査、荷物受け取り、税関申告書の提出を終えて、出口に出たのは6時13分でした。
最後の最後でまさかのアクシデントでしたが、それも含めていい思い出になりました。
念願のハワイ島、そして世界遺産のハワイ火山国立公園、ようやく行くことができましたし。
これにてハワイ島旅行ブログは終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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