イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼、それがピサの斜塔です。
世界遺産「ピサのドゥオモ広場」の構成資産の一つとなっています。
※トリックアート写真の撮影スポットとして観光客にも人気ですね
現地に行ったことのある方ならばご存じだと思いますが、決められた時間になるとピサの斜塔から鐘の音が鳴り響きます。
鐘楼として作られているため、当然といえば当然ですし、現に立派な鐘が7つ備え付けられています。
※最大のもので1トン級もの大きさだそうです
ただし実はこの鐘の音…スピーカーで流しているものなのです。
なぜ実際に鐘を鳴らさずにスピーカーで音を流しているのか、その理由は鐘の音の振動によって、ますます塔が傾いてしまう怖れがあるからなんです。
ちなみに、スピーカーで流している鐘の音はバチカン市国のサン・ピエトロ寺院の鐘の音を使っているんだそうです。
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