石見銀山遺跡とその文化的景観|文化遺産|今日もどこかの世界遺産

■基本情報

・世界遺産登録年:2007年

・文化遺産

【構成資産】

銀山柵内、代官所跡、矢滝城跡、矢筈城跡、石見城跡、大森銀山伝統的重要建造物群保存地区、宮ノ前地区、熊谷家住宅、羅漢寺五百羅漢、鞆ケ浦道、温泉津沖泊道、鞆ケ浦道、沖泊、温泉津


石見銀山遺跡の中核であり、16世紀から20世紀にかけて採掘から精錬まで行われた銀鉱山跡と、その麓の谷間に細長く存在するかつての鉱山町から成り、さらにこの銀鉱山を軍事的に守護するための周辺の山城跡が含まれています。
銀山柵内と呼ばれた銀鉱山跡には、数多くの採掘跡やこれに近接して一体となる作業場跡等の生産・生活関連の要素、神社・寺院等の信仰関連の要素、山吹城跡・柵列跡・番所跡等の支配関連の要素など、相互に関連しあう諸要素がよく残り、独特の土地利用の在り方を示しています。
鉱山町は南北約2.8㎞の歴史的な町並みであり、北側の大森地区と南側の銀山地区の2つの地区に区分されます。大森地区には武家・商家・寺院など、様々な身分や職業の人々が混在して居住する町並みが展開し、銀山地区には当時人々が集住したかつての町場の地割の跡や寺院などの信仰の痕跡がよく残っています。

また、銀山の周囲に点在する城跡は、石見銀山支配をめぐる攻防戦が行われた重要な城であり、日本における中世山城の構造的特徴をよく表しています。

引用元:文化庁「世界遺産(文化遺産)一覧」


■構成資産の場所

観光などで訪問した際にご活用ください。

※マップ上の位置については誤差・間違い等も考えられますので、あくまでご参考程度にご覧ください。