世界遺産は「顕著な普遍的価値」を存続させ、次の世代に受け継ぐことを目的としています。
しかし世界遺産の中にはなんらかの理由により、その存続に脅威がある・危機がせまっているものもあり、そういったものが「危機遺産リスト」に記載されることになるのです。
その要因・理由は様々で、戦争や紛争による遺産の破壊、人間の手による自然破壊、津波・水位上昇や地震などによる自然災害、そして経済発展を優先させたことによる観光地化・景観破壊などです。
このリストに記載されると、技術や資金などの提供・支援を受けることで、国際社会として守っていくための状況の改善を行っていくことが求められます。
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