パリの世界遺産と聞いて、誰もがまず思い浮かぶのがエッフェル塔ですよね。
パリを代表する観光名所であり、フランスのシンボル的存在にもなっている美しい鉄塔です。
その名前の由来は、塔を設計者したギュスタヴ・エッフェル(鉄骨の橋の専門家)の名前にちなんで、というのは有名な話です。
このエッフェル、実はアメリカの自由の女神の建設にも関わっていたって知っていましたか?
正確に言いますと、作ったのではなく、エッフェルは設計に深く関わっていました。
自由の女神像が作られたのはエッフェル塔完成の3年前です。
自由の女神は、アメリカの独立100周年を記念してフランスから贈られたもの、というのはこれまた有名なお話しですが、この像の鋼鉄の骨組みの設計と施工を担当していたのがエッフェルなんだそうです。
※ちなみに像自体のデザインをしたのは別の人(彫刻家のフレデリク・バルトルディ)です。
今なお、自由の女神が美しい姿を保っているのは、目には見えない、エッフェルによるしっかりとした骨組みがあるからなんですね。
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